Bonjour!こんにちは!
フランスは、10月も終わり秋を通り越して、冬の風が吹き始めています。
ちなみに10月の気温は、朝は1~5度、日中は20度行かない程度です。
朝・昼・夜とそれぞれ気温が全く異なるので洋服選びに苦労します(笑)
長袖に少し暖かめの上着があるのがちょうど良いと思います。
そんなこんなで、日常を過ごしていたのですが、10月頭にアタマジラミになってしまいました。
大事にはならずに済んだのですが、とても大変でした😢
毎年、フランス国内は至る所でシラミが発生しているようです。
特にお子さんが多いのですが、大人も十分にかかる可能性があります。
小学生の時にシラミを経験していたので、シラミ除去の苦労を知っており、留学前からシラミだけはかかりたくない!と思っていたのですが、叶いませんでした(苦笑)
清潔にしていても、ふとした時に貰ってしまう可能性が十分にありますので、留学でフランスに来る方は注意しておくとよいでしょう。
ということで、今回はアタマジラミについてお話していきたいと思います!
シラミに気付いたきっかけ
シラミに罹ったことのない方のために、分かりやすい発見ポイントをまとめました。
気付くポイント
・頭が異様に痒い
・髪にフケのような白い塊が増える
・髪の根元周辺に白い粒、フケのようなものがついている。
(サイズはゴマ粒ほど)
・白い粒が簡単に取れない
・皮脂が脂っぽくなる
普段通りの日々を過ごしていたのですが、なんだか頭が痒い、、、。
シャンプーも毎日しているのになぜだろう。
甘いものを食べ過ぎてニキビができたのかも?なんて気にせずに過ごしていたのですが、
ますます頭が痒くなって、心なしか髪の毛のフケも増えている気がしていました。
しかし原因が分からず数日経った頃、フランス在住の方のSNSにて「アタマジラミ」のお話を見かけました。
その瞬間、、
「ハッ😳😳😳」となり、急いで髪の毛の根元を確認。
よくよく確認すると、シラミの卵と思われるものが沢山ついていまして、
「シラミだーーー😮」と確信しました。
シラミの特徴
シラミの特徴
・黒い斑点のような小さいサイズ(シラミの親)
・移動がとにかく素早い(基本見えない)
・飛ばない
・1週間程度で生まれてくる
死滅させるためには
・油で窒息させる(シャンプー)
・皮膚から離れている(3日以上)
・60度以上のお湯に5分以上浸かる
シラミの卵の特徴
シラミの卵の特徴
・色は、白濁した色。真っ白ではない。
・ゴマ粒、それ以下のサイズ
・櫛・指で簡単に取れない。
・根元から5㎜~1㎝離れた場所についている
これらに当てはまることを確認し、
急いでシラミ用のシャンプーを買いにPharmacieへ。
ベットや布団、クッション、洋服などすべて汚れているように感じて気が重くなりました。
続いて、シラミ用のシャンプーや、洗濯などについて記載していきます!
シラミ用のシャンプー
シラミに罹ったら何よりもまずはシラミ専用のシャンプーを買いに行きましょう!
・Pharmacie
・Amazon
などで購入が可能です。
時間を急ぐなら、Pharmacieでの購入がおすすめです!
店員さんにフランス語でシラミ「Les Poux」(発音:プー)
と伝えるとこちらの商品を出してくださいました。
発音だけはかわいいのが憎めないですね🫠
Pouxit(大人用)
シラミ用の櫛入り
フランスでは、この商品が良く扱われているようです。
大人用・子供用とありますので、店員さんと確認しながら購入するのが良いと思います。
シラミ用の商品
Grand Pharmacie には
シラミ用シャンプーや
エッセンスなどがたくさん置いてありました。
こちらがその写真です。
・Pouxit(シラミ用シャンプー)
・Puressentiel(予防用エッセンス)
この2つの商品が人気のようです。
シラミ用のコーナーが大きく、フランスでシラミが一般的なのが見て取れるかと思います。
これだけ商品があれば、安心ですね。
このエッセンスの中には、トコジラミ(南京虫)予防対策用のスプレーもありました!
シャンプーの使い方
シャンプーの使い方は、パッケージ裏面に記載されています。
1.まずは乾いた髪にシャンプーを根本・耳の 裏などを重点的に、全体に塗布します。
2.シャンプーを広げたら、髪を揉みさらに浸透させます。
3.5~10分ほど放置します。
4.髪を濡らし、しっかりと洗い流します。
5.付属の櫛を使い、髪の根元から丁寧に溶かします。(シラミの卵を取り除く作業です。)
6.1週間後、再度同様にシャンプーをします。
とても簡略化すると、シャンプーの油で親を死滅させ、櫛で卵を取るという作業です。
私は塗布した後、10分~15分程放置していました。(気持ち的な問題です)
また、パッケージの説明には1週間後にもう一度同じシャンプーをするとありますが、
私は3・4日後にもう一度行い、そのまた3・4日後にシャンプーをしました。
ご自身の髪の様子や皮膚を労りながら、調節するのが良いかと思います!
シラミになった時の行動・対策
シャンプーを済ませただけでは、シラミはまだ身の回りのものに潜んでいる可能性が十分にあります。
髪の毛以外の対策として4つご紹介します。
熱湯につける
まずは、シラミが死滅する温度である60度以上のお湯に10分間ほど
身の回りのタオル・枕カバー・お布団・シーツ・着ていた服などを浸けます。
私は、お湯を沸かし沸騰したお湯をかけていました。
また、寮のため部屋にはバスタブもなく洗濯機もなかったため、
バケツにそれぞれ服やシーツなどを10分毎に順番に浸していました。
洗濯
続いて、熱湯に付けた衣服などを洗濯機に掛けます。
私の場合、寮の洗濯機が共用のためそこからシラミを貰った可能性が高いのですが、他に方法もないため再度寮の洗濯機を使用しました。温度は60度で回していました。
乾燥機がある方は、そちらで高温殺菌してから洗濯機を回すのも良いと思います。
私も乾燥機を掛けようとしたのですが、機械が動いてくれず泣く泣く諦めました。これぞフランス、、、。
袋に密閉
クッションや掛布団など、洗濯がしにくいものもあるかと思います。
そういったときは、ゴミ袋を用意し詰め込んでからしっかり口を閉じ、3~4日放置します。
シラミは、皮膚から血を吸わないと生きられないので、袋に密封することで生命線を切り離し死滅させます。
天日干し
ベランダ・バルコニーなどがある方は、乾燥機の代わりに天日干しをするのもお勧めします。
太陽の力は偉大!
しかし、お部屋によっては天日干しが出来ない方もいると思います。そのような方は、
ドライヤー・アイロンをかけるのがおすすめです。
ドライヤー・アイロン
ヘアドライヤーで、クッションや掛布団に熱を与えていきます。
洋服用のアイロンをお持ちの方は、そちらの方が効率的かもしれません。
全て撲滅させるぞ!!と意気込みながら、丁寧にドライヤーを掛けましょう。
くれぐれも火事・火傷にはご注意です!!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
シャンプー以外に洗濯をしなければいけないのが、シラミの嫌な所です。。
最後にもう一度特徴や対策をまとめました。
まず、少しでも頭が痒いなと思ったら、卵がないか確認するのが良いと思います!
痒さが4~7日続くようならシラミの可能性大です。
シラミの卵の特徴
・色は、白濁した色。真っ白ではない。
・ゴマ粒、それ以下のサイズ
・櫛・指で簡単に取れない。
・根元から5㎜~1㎝離れた場所についている
シラミ対策
・シラミ用のシャンプーを購入
・シャンプーを1週間おきに最低2度行う。
・身の回りの物を洗濯
・高温で熱を当てる。熱湯に浸す。
・シラミ用エッセンスを使用して、事前・事後対策
シラミはどこから貰うかも分かりませんし、掛かってしまったら徹底的にシャンプーや洗濯などをして再発防止に努めましょう!!
筆者もまたシラミを貰わないか心配ですが、上記の行動で一先ず痒みが無くなり卵も見かけていないので、気を付けつつ過ごしていきたいと思います。
読んで頂きありがとうございました。
Au revoir!!
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