フランスのビザについて(種類と申請)

ビザ

Bonjour!こんにちは!なみです🌻

今回は、フランス留学の準備のために、ビザの種類についてお話をしていこうと思います。
ビザの種類が多くて分からない、、どうやって申請するの?という方の参考になれば嬉しいです。

ビザとは?



事前準備を終え、手続きに取り掛かりたい!
でも、ビザって何?
海外へ行ったことがなかった私も、ビザとは?というところからスタートしました。

ビザとは、日本では査証とも呼ばれていますが、渡航先の国に事前に申請し、審査を経て発行される「入国許可証」ともいえるものです。
自国の安全を守るなどの目的で、渡航希望者の身元を事前に審査するため、問題がある場合は入国が拒否される場合もあります。

パスポートは、自分の国籍や名前、年齢などを証明できる唯一の「身分証明書」であり、他国への入国許可の役割は担っていません。

海外旅行にビザ(査証)は必要?必要な国・不要な国とは? | 海外旅行お役立ち情報 | 【公式】損保ジャパン (sompo-japan.co.jp)

大まかにまとめると
   パスポート:身分証明書
      ビザ:入国許可証    ということですね!

違いが分かったところで次は、以下の3つについて紹介していきます!
ビザの種類

・ビザを申請するには

・Campus Franceについて 

フランスのビザの種類

フランスの入国ビザには何種類もありますが、
今回は、学生として留学する方が必要となるであろうビザ5種類についてまとめました。

種類滞在期間延長切り替えアルバイト
観光ビザ(ビザ不要)90日以内(3か月以内)不可不可不可
短期学生ビザ91日以上~6か月以内不可不可不可
長期学生ビザ*
「VLS-TS ”Etudiant“」
4か月以上~1年以内可能可能約週20時間
長期学生ビザ*
「VLS-T”Etudiant“」
4か月以上~1年以内可能不可不可
学生ビザ(テスト用)90日以内不可可能⁑不可
ワーキングホリデービザ1年不可不可約週35時間
*長期滞在ビザ:長期学生ビザには2種類あります。ですが、これはどちらかを選んで申請することはできません
学校・期間・目的などを通じてどのビザがもらえるかは、ランス大使館の裁量となっています。
⁑学生ビザ(テスト用):切り替え:学校の入学試験を受け、合格した場合に90日を超える滞在をする方に適用されます。
試験に合格した場合は、フランスにて滞在許可証の申請が可能となります。

ご自身の当てはまる目的やプランに合わせてビザを選べるよう、良く検討してみてくださいね🎵

🌿小話———–
筆者が小耳に挟んだ話になりますが、長期滞在をする方で、アルバイトをしたい!という方は、
”フランス政府公認のラベル「 LABEL QUALITÉ FLE」”がある学校や、「Campus France認定校」を選んだほうが、アルバイトが可能なビザがもらえる可能性が高まると言われているそうです。

しかしあくまで、絶対にアルバイト可能の長期ビザがもらえることを保証するわけではないのでご注意ください!
                               ———–

ビザ申請の流れ

ビザの種類が分かったところで、次は申請の流れについてご紹介していきます。
ビザ申請の手続きは、個々の留学プランによって異なります。

ここでは私の経験に基づいて、2023年5月時点での
フランスの長期学生ビザ(3か月以上~)を申請する方が必要なことを紹介します。

1.自身の最終学歴証や在学証明書を取得(大人の方は履歴書)
2.現地で通う学校の入学許可証を取得(申請時の提出書類に含まれます)
3.住居の証明書を取得(不要の場合も有)
4.Etudes en Franceの登録(オンライン)
5.登録時、手続き料金20,800円を支払い、面接日程の予約(オンライン)
6.在日フランス大使館でのビザ申請日の予約(オンライン)
7.Campus Franceで面接(対面:市ヶ谷にあるInstitute Français東京)
8.面接後、在日フランス大使館(麻布)でビザ申請を行う(対面)
9.ビザ取得・パスポート返却(郵送)
10.完了


恐らく長期学生ビザを取得する殆どの方が、このSTEPを踏むことになると思います。
特に、7の面接8の申請について詳しく記載します。
どちらも対面で行いますので、東京から離れた場所にお住いの方は特に日程の確保にご注意ください!

7.Campus Franceの面接
  東京・市ヶ谷にあるINSTITUTE FRANÇAIS(アンスティチュ・フランセ東京)で行います。
  2023年1月23日より、在日フランス大使館(麻布)から移転しました。
    間違えないようお気を付けください!
  面接の予約について、
  手続き料金20,800円をCampus Franceのオンラインフォーム作成時に銀行へ振り込みます。
  オンライン上で面接日程の予約を取ります。
  ✅予約時の注意点
  平日(月~金)の午前中のみが面接可能な時間帯です。

  行き方については、アンスティチュ・フランセ東京への行き方で紹介していますので、良ければチェックしてください🎵
  Campus Franceの面接内容についても、別の投稿で紹介予定です。暫くお待ちください。
7.ビザ申請
東京・麻布にある在日フランス大使館平日の午前中に行います。
在日フランス大使館の行き方は別の投稿で紹介する予定ですので、良ければチェックしてください!

大使館に到着後、建物左手側のビザ申請の入り口から中に入ります。
この時、警備員さんに予約時のQRコード・パスポート・カバンの中身を確認され中に入ります。
コンパクトな部屋で、窓口は3つあります。
椅子に座り5分ほどで待っていると、名前が呼ばれます。手続きも15分ほどで終わりました。
書類を、不備なくすぐ出せるように事前準備が大切だと感じました。
館内でのビザ申請の投稿はこちらから!

🌿筆者の経験談——————-
私は東京に住んでいるので、Campus Franceの面接・ビザ申請を同日に行いました。
その日の流れはこんな感じでした。
  9時50分 INSTITUTE FRANÇAISで面接を受ける。15分ほどで終了
          移動時間 約45分 ↓
 11時過ぎ  フランス大使館へ到着し、ビザ申請を行う。20分ほどで終了。

エージェントさんを利用していたため、必要書類に不備もなく、スムーズに終えることができました。
面接と申請日が同じ日でも、無理なく済ませられたのでぜひ時間の参考にしてください🎵
                          ———————————

Campus FranceとEtudes en Franceについて

Campus FranceとEtudes en Franceについては、下記の引用が参考になるかと思います❕

Campus Franceとは
”フランス政府留学局が海外でフランスの高等教育機関への留学を推進する公的機関”のことです。

フランスへのビザを申請するには、どのビザでも必ずCampus Franceでの面接が必須となります。
ただし、ビザ申請を行う前に、Campus Franceで “Etudes en France”の手続きを完了することが義務づけられています。

ビザ申請に関して | Campus France
Campus Franceとは? | Campus France

“Etudes en France” の手続きは、3か月以上のフランス留学をする方に義務付けられています。この手続きは、フランスの高等教育機関へ応募申請をする場合、または長期学生ビザを申請するすべての場合に必要となります。手続きは主にオンラインで行ないます。

“Etudes en France”の手続きとは? | Campus France

私費留学・個人留学を行う方はこちらのCampus Franceのサイトに流れや細かな事項が書いてありますので、要チェックです!
受入許可書を持っている:個人留学 | Campus France

Campus Franceの登録時の志望動機書について

Campus Franceの登録時や面接時に必要となる志望動機書についても記載しておきます。

志望動機書の内容は
・なぜフランスへ行くのか(目的)
・なぜフランス語を学んでいるのか
・滞在都市を選んだ理由
・学校を選んだ理由
・大学のカリキュラムにおいて留学がどのような意義を持つのか。
 (後にフランスの大学に通うのか、休学している/するのかなど)
・留学でどのレベルに到達したいのか(資格や成し遂げたいこと)
・帰国後、フランス語をどのように生かすのか・将来の夢や展望

などを事細かに書く必要があります。
ワーホリビザで行く方などにも同様の志望動機書が必要となります。
面接でも同様のことを聞かれるので、しっかり考えて書いていきます📝

私はまず日本語で書き、エージェントさんに添削を1度して頂きました。
翻訳はエージェントがやってくださいました!
提出する書類は日本語でも良いらしいのでご自身で書きやすい方を選んでくださいね!

まとめ

ここまで追ってきましたが、いかがでしょうか。やる事が多くて骨が折れますね🫠
筆者も記事を作成しながら、複雑すぎて頭がパンクしそうでした。。

それでは、まとめていきたいと思います。

ビザの申請には、
・必要書類の準備
・Etudes en France(オンラインフォーム)の登録
・手続き料金の支払い
・Campus France面接と申請日の予約
・対面での面接と申請
・郵送での返却(約2週間後)
これらが手順として必要となります。
志望動機書については
・とにかく具体的に書く
・面接で答えられるように説明できるようにしておく
この2点を抑えておきましょう!

このビザ申請の山を越えればあと少しで出国です!

読んで頂きありがとうございました!
また次回の投稿でお会いしましょう! Au revoir🌻

追記:この記事は、筆者の体験をもとに書いております。実体験と調べながら作成していますが、抜け漏れや、
時期や状況によってビザについての詳細が変化することもあると思います。
不備があった際の責任は一切負いかねますので、素人の体験談として参考にしていただければ幸いです。

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